作家 川北町二の魅惑世界

◇ 悩める年代

お元気ですか?
今日は私の考えを少しばかり書いてみたいと思います。例の如くご意見をお待ちしています。

若い情熱のもたらした結婚という名の男と女の人生の中で、いつしか子供が生まれ、必然的に育児に追われてしまうようになります。子供が大きくなるにつれて、自分の社会的な任務も重たくなってくるようになります。ただひたすらに仕事をし、企業の単なる歯車になる事に疑念を持ちながらも、青春から壮春へと時に流されていきます。

ふっと振り返ると、大きな何かを置き去りにしてきたような気がするのですが、それが何かをも知らずに、時は無情にも流れ去って行きます。

ある日突然(ほんとは随分前からあった事なのでしょうが)予期せぬ出来事が自分に襲い掛かってきます。それはまるで時の隔たりの中でじっくりと作られた、だが目には決して見えない恐怖にも似た心の断絶です。長い長い時間が経ち、その断絶は益々大きくなり、もう今はそれを埋める術をなくしてしまったかのようです。

しかし、そのことをとやかく考える事はもう止めよう。どんなに努力しても修復するには、残された時間が少ないではないかと思うようになりました。
人の命が徐々に磨り減って、細胞の一つ一つが、いや魂が痩せ細っていくのなら、今したいことに全てを注ぎ込む事が、せめてもの生きてる証となると考えました。

多くの人々が、それぞれの人生を振り返った時、そこにあるのは、単に遠い日の過去の思い出だけなのでしょうか、これからの、わが身のあり様を創造する活力の素なのでしょうか。

もしかしたら、この今の年代が、人生最大の悩める時間帯なのかもしれない。と、そんな風に考えている自分がいます。そして一方では、こんなことを考えるということは、ああ…自分も随分歳を重ねて来たんだなあ、と思う昨今です。

人は大なり小なり悩みを抱えて生きているような気がしますが、その悩みを上手いこと消化吸収して、自己解決する能力が求められているのかも知れませんね。

この手の話は尽きることはありません。今日お話ししたことも、随分と物足りない話になってしまった感があります。もっともっと深く広くお話ししたいのですが、次の機会にということで……。

ところで、あなたは見たところ悩みは無いように見えますが、……ありますか?

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