項目例 汎用型(分離型) 専用型(連動型)
矩計図 似たような登録パターン図形を呼び出し、部材名を修正したり高さを指示する。かなりの手間と時間を要し、特に新規のパターンの場合は、登録された図形を利用できず、新規に作成しなければならないため手間取る。 入力された建物情報に基づき、既に総てのデータが整備されているため出力は自由自在。例えば、部屋の仕上や外部の仕上、構造材情報、断熱材情報、屋根情報、寸法情報、等々完璧に自動作図する。部材名や寸法の入力は不要。 切断面や表示範囲は目的部分を自由に指示できる。
伏 図 登録パターンを呼び出すため、根太が同一方向であったりする。階段や框線も単なる平面図上の模様としかみないため、伏図や内観パースに反映しない。 根太方向やピッチを自動で描き分けるほか、框の下にブロックを自動作成したり、また玄関戸の下は欠き込み基礎を作るなどの建築の常識を持っている。
積 算 部材は単なる図形模様であり、線や点に属性を持たないため積算には殆ど反映しない。見積漏れのないように追加入力を必要とする。いわゆるEXCELなどの、表計算ソフトや市販の見積ソフトを、別途運用することで見積書が完成する。その場合、手拾いした数量を、手入力しなければならず、物件毎に大変な手間を掛けることになる。 各部材に属性を持たせているため、各入力情報と完全に連動する。例えば階段材は、入力情報に基づき、段板やけこみ、ささら桁等をそれぞれに拾い分けする。木材を1本1本拾い出す、いわゆる木拾い作業は、正確にしかも短時間(数秒)で処理してくれる。