◆ 「部屋コピー」では、同一の間取りを簡単に複写することが出来ます。
「補助」のブルダウンメニューから、
《部屋コピー》を選択することにより下記の画面が表示されます。
部屋コピーの対象となるのは、部屋・柱・開口部・備品・線分(階段手摺・内部手摺を除く)です。
庇も2つ以上の開口部や部屋をまたいで入力できるのでコピーできません。
階段については、コピーされませんので入力の必要があります。
コピー先が「同一階へコピー」か「他階へコピー」を選択します。
コピー方法として「移動」「回転 左90度」「回転 右90度」「回転 180度」「反転」「斜め移動」のうちどれかを選択します。
その後「基準点」・「移動点」をクリックします。
「反転」の場合は基準となる指示軸を入力する必要があります。
以上により、画面に「仮想外壁線」としてイメージが表示されます。メッセージに従い確定します。
また、既存の間仕切に仮想外壁線が重なる場合には、コピー処理されません。
共同住宅の設計を行う場合、同一間取りを再度入力するのでは入力の手間が多くなりますが、この機能によってその手間を省くことができます。
【注意事項】
パソコンの環境によっては、
「他階へコピー」「同一階へコピー」にかかわらず、全てのデータを記憶してコピーしますから、記憶容量を越える場合があります。
この様な場合、
コンピューターが回復不可能になるケースも考えられますので、コピーするときは全体を一度にコピーしないで、1~2世帯ずつコピーする様にしたほうが良い場合があります。