◇ SUNCAD-ULTRA-Wの開発コンセプト

SUNCAD-ULTRA-Wの開発コンセプト
ウルトラパッケージSUNCADの積算・見積プログラムソフトは、いかに早く見積り落とししない正確な積算が出来るかを追求したシステムです。 他社との競合の際に、正確な積算で原価を算出して、いくらまで値引きに応じることができるかを、すばやく把握することがとても大切になってきます。当システムはそれを可能にする画期的なシステムです。
それでは、いくつかの機能を例を挙げて説明しましょう。

外壁面積算出なぜ正確な積算が可能なのか?
外壁の面積を手拾いでする場合、
通常外周の長さに軒高を掛けてメクラ面積を算出して、開口部の面積を差し引いた数値を計上しますが、SUNCADは、外観パースや立面図を作成する 3Dの面 を集計しています。
従ってそこに壁があるから積算されるという考え方です。これは独自開発の6面体合成技術により可能となりました。
このようにすることで、回転する外観パースで視覚によりチェックできるようになります。
外観パースが正確にできていれば正確に積算されることになります。

入力されたデータとの抜群の連動性を発揮します
住宅設備機器の場合で説明しますと、
インテリア入力画面で設備機器を配置しますと自動で積算してくれます。
なぜこのようなことが出来るかといいますと、
設備機器類の入力が行なわれますと、機器の属性が積算に関連付けられているために、
製図の段階で便器を作画すると同時に、
積算・見積書に連動するという仕組みになっているからです。
便器の設置例:便器の入力
例えばトイレに便器が作画されていれば便器も必ず積算されます。
逆に、図面に便器の表示がなければ積算されません。

トイレ関連のペーパーフォルダやタオル掛はトイレの付属品ですので、いちいち入力するのは面倒です。

そこで、便器を配置するだけで便器本体はもちろん、ペーパーフォルダやタオル掛けが自動で拾い出されるように設定することができるという訳です。
(左図参照)

無条件で積算する機能も用意されています。
入力が有る無しに関わらず、必ず必要とされるものもあります。
そのような場合でも、無条件で積算する機能も用意されています。
例えば、仮設便所は図面にありませんが、無条件で拾い出す設定がされております。

チェック時間の大幅な短縮が可能となります。
通常の見積書の場合、
見積書を画面でチェックする場合には、
文字のチェック(加筆修正)となるために時間もかかりますが、
SUNCADの場合、積算・見積が図面に完全連動していますので、
図面をチェックする=見積書をチェックする ことになり、
チェック時間の大幅な短縮が可能となります。

受注には安く見せる見積手法も用意されています。
建主は、例えば下駄箱とか洗面台など、
カタログに表示されている定価に対して、
見積もられている金額が何掛けになっているかを容易にチェックできます。
そこで、
それらの定価付のカタログ設備品などを、
安く見積もれるように設定することが出来ます。

定価が歴然と分かるものを、
取付費込みで積算することが良く行なわれていますが、
この場合一般的に価格が高く見えてしまいます。
それは、
お客様の心の奥底で不信感となりかねませんので、
出来れば控えたほうがいいような気がします。

SUNCADは自動で設備・什器類の取付費を自動積算します。

図面精度は高い評価をいただいています。
SUNCAD-ULTRA-W はどちらかといいますと、
積算するための図面という位置づけでしたが、
最近ではその図面にも、非常に高い評価をいただくようになりました。

SUNCADは、長年積算の実務に携わってきた建築技術者たちによって開発されています。