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75歳からの健康管理
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◇ 健康診断データの推移と考察

◇ 健康診断データの推移と考察 ◇
(主にLDLコレステロールについての考察)
2018年11月の健康診断(血液検査&尿検査)は、私の健康に対する意識を大きく変えた出来事でした。健康には絶対と言っていい程自信がありましたので、まさに青天の霹靂でした。

2018年11月時点の健康診断の総合診断は上の通りです。
脂質異常症、糖尿病、腎機能低下、メタボ予備軍該当。血圧も少し高めを推移していました。これを契機に私の格闘が始まりました。

まず、LDL(悪玉コレステロール)についての記述です。

悪玉コステロールと言われるLDLの基準値は70~139mg/dlですから、183mg/dlという数値は異常に高かったのです。
医者は私の顔をジッと見た後、やおら用紙に絵を書きながら、原因と症状の改善策について熱心に説明してくれました。
そして最後に、
「このまま放置しておくと、重大なリスクを背負うこともあるから、薬を飲んだ方が良い」
と告げられたのです。往生際の悪い私は、
「先生、薬を処方するのを少し待っていただけないでしょうか。半年後にもう一度検査していただいて、その時も同じような結果でしたら薬をいただきます」

勿論、改善する方法を知っている訳ではないのですが、余程の止むを得ない場合は別ですが、短絡的に薬を飲むのは出来るだけ避けたほうが良い、という考えが私の中に根強くありましたので、とっさにこのような返事をしたのです。

普段は柔和で優しそうな顔の医者は、この時ばかりは厳しい顔をしながら首を横に振って、私の提案を却下しました。
「悪い事は言わないから、とにかく薬を服用しなさい。3ヵ月間服用し、その時の結果を見て判断したらどうか」
と言われました。

さらに、
「自覚症状がない病気ほど怖いものはないんだよ。何らかの自覚症状を感じた時には、もう既に時遅しで、重大なリスクを覚悟しなければならない場合だってあるんだよ。自覚症状がない場合、体内で何が起きているかを、これらの数値が教えている訳だから、この数値の意味をよく考え、対策を練る必要があるんだよ」

あたかも、親に「我が儘を言うんじゃない」と言われているようでした。私はその医者の説得に納得しました。いや、むしろ親身になって考え、我がことのように、一生懸命に説得してくださることに心から感謝し、ありがたいなあと思いました。
そして、薬の服用が始まりました。とにかく3ヵ月間試してみようと……。


上の表は、薬を服用し始めて約3ヵ月後の血液検査の結果です。
薬の威力は凄いですね。183あった数値が約半分の92まで激減しました。これで、薬を飲みさえすれば数値は下がることが理解できました。

次の3ヵ月間は先述のように、薬を服用せずに、LDLコレステロールをはじめとする数値を下げる方法を考え、実践してみて結果を見てみようという考えに基づいて、試行しました。

まず運動と食事による生活改善を実行しようと思い、これだと思うことを、3ヵ月間あの手この手、必死になっていろいろやりました。

しかし、所詮『素人考え休むに似たり』で、お手上げでした。下の表が健診結果ですが、気休めにもならない程度の数値です。LDLコレステロールに関しては、むしろ数値の急激に上昇し、元に戻ってしまったような状況に危機感を感じました。

ついに私は医者の軍門に下って、継続的に薬を飲む羽目になってしまいました。あ~ァ。


さらに約3ヵ月後、LDLコレステロールの数値が、薬の効果の再確認しなさいと迫ってきました。
この時の血液検査の結果は以下の通りです。まだまだ少々高めのようですが、それでも一応嬉しい結果となりました。


しかし私の頭の中では、やっぱり薬は飲まないほうがいい、何とかならないものかと、しつっこく思っていました。

そこで、登場したのがシナモンだったのです。勿論シナモンが良いという確固たる確信があろうはずはありません。とにかく何でも試してみようという一心でした。

2019年11月の初めにシナモンを購入、利用し続けて2ヵ月余りたった頃に、血液検査を受けた結果が下の表です。
シナモンについてはコチラ。
(購入年月日は再購入した時のものです。リンク切れの場合はご容赦ください)

LDLコレステロール対策用の薬(スタチン錠)は飲み続けていました。それにプラス運動(ウォーキング)と食事、そして新たにシナモンを追加したことで、大きく改善したことになります。
と言いたいところですが、これは我田引水もいいとこかもしれません。実は何も分っていないのです。シナモンの効果がほんとにあったのでしょうか。

病院の先生は、LDLコレステロールの数値を見て少し驚いた様子でしたが、念のため、暫らく薬を飲み続けたほうが良い、という事で半分に減らした薬を処方、現在(2020年4月)飲み続けています。

青天の霹靂から一年余り、やっとここまで数値は下がりましたが、依然として薬の効果が大きいのではないかと思っていますので、しばらく様子を見ながら、最終的には、出来れば薬を飲まなくても、この位の数値を維持出来るようになることを期待しながら…。頑張るしかないですね。

そして「薬を服用しなくても良い」と病院の先生に言われた後、シナモンを食べ続け、頃合いを見て血液検査を受けて、LDLの数値がどうなるかによって、ほんとにシナモンの効果の程が判定できるのではと考えています。

その時期が来たら、このページに検査結果のデータ表を追加出来ればと思っています。

【追伸】
ちなみに、2018年11月から2020年4月までの健康診断の検査結果の推移は以下の通りです。
概ね3ヵ月毎のデータです。少しづつ良好な状態になっています。この勢いで頑張ってみようと思います。

既に上述してきましたが、これまでの事を振り返りますと、
2018年11月22日の健診(血液検査&尿検査)の総合診断は、脂質異常症、糖尿病、腎機能低下でした。この結果が全ての始まりでした。格闘が始まったのです。

医者に教わったのですが、LDLコレステロールとHDLコレステロールの比が3倍を超えると危険信号だそうです。そうしますと、183/61=3.0ですので、正に危険ゾーンに入っている事になります。

そこで、翌年の1月からLDLコレステロールの値を下げる為の薬を服用するようになりました。3ヵ月間服用し続けました。薬の威力は凄いですね。183あった数値が約半分の92まで激減しました。

それでも、何とか薬を服用しないで、運動や生活改善をすることで数値を減らせないものかと思い、医者に次の3ヵ月は試しに薬を服用しないで結果を見てみたい旨の話をしました。医者は,しばらく時間を多い手から首を縦に振ってくれました。

そして、3ヵ月後の血液検査の結果はご覧の通りです。(2019年6月27日)なんと、また176まで上昇しているではありませんか。愕然!

そして、薬を飲み始めての以後の経過はご覧の通りです。

その間何をしたかといいますと、月間8万歩以上のウォーキングと見よう見まねのいい加減な筋トレ、それに、食事の見直し、ただそれだけです。
特にウォーキングには力を入れて、意識的に階段を上り下りしたり、坂道を登ったりしました。天候にもよりますが、月間8万歩/月(一日当たり約2,650歩程度)は、私にとっては少々きつい運動ですが、気持ちを奮い立たせて、出来るだけ達成するように努力しています。

なぜ8万歩なのかについて記述しなければなりませんね。
答えは実に単純(いい加減)です。年間を通して考えた時に、雨が降ったりしてウォーキング出来ない日もありますので、毎日は無理だということになります。しかも一日当たりの目標歩数を決めてしまい、それを何が何でも達成するのだと計画してしまいますと、私にはとてもじゃないですけど実現不可能だと判断しました。

そこで実にいい加減ですが、とりあえず週4日(年間50週として200日)で一日に5,000歩とした場合、以下のような計算になります。
4週x4日x5,000歩=80,000歩/月
これだと、一日の歩数が少なかろうが多かろうが、トータルで実現できればいい訳ですので気が楽です。勿論、一日の歩数は多ければ多い程いいのかも知れませんが、長続きしなければ何の意味もありませんので、取り敢えず5,000歩にしたまでです。

実はこの方法は、ある専門家がウォーキングの効果は、一日何回かに小分けにした歩数の合計ても良い。つまり、一回当たりの歩数ではなく、一日当たりの通算で考えても構わないと提唱されていました。その考えに基づいています。
それと、歩いた翌日休むことで、筋肉が付きやすいということも言われていましたので参考にしました。勿論、確固とした理屈は分っていませんが、自分にとって好都合の楽な方法ですので信じることにしました。

嬉しい事があります。直近の血液検査(2020年4月16日)で、他の多くの項目に改善がみられると、医者に褒められたことです。俄然やる気が再起動しています。