屋上に広いバルコニーを設けた3階建プランです。屋根形状等外観デザインを変更する場合は、各チェック項目の再計算をして安全を確認しなければなりません。
建築面積59.62㎡（18.00坪）、床面積119.23㎡（36.00坪）、施工面積154.02㎡（46.50坪）
建物寸法：X方向×Y方向(mm) 8190×7280 基準寸法(M)：910mm
4LDK
このようなデザインの場合の留意点は、緩勾配屋根やバルコニーからの輻射熱を防止する為の高断熱施工と雨音対策です。また、緩勾配屋根やバルコニーの排水口に木の葉などが詰まってしまい、全体が雨水でプール化してしまうことがありますので、必ずオーバフロー用の排水管を壁に取り付けることを忘れないようにしましょう。
全ての耐力壁を筋違で構成した場合の耐震チェックポイントの計算結果
◆ 平面図と外観パース モデュール（基準寸法）：910mm 筋違 45×90を表す
１階平面図
２階平面図
外観パース
３階平面図
1.柱の直下率 クリアしなければならない数値：50%以上
１階・２階部分
２階・３階部分
2.間仕切直下率 クリアしなければならない数値：60%以上
１階・２階部分
２階・３階部分
3.耐力壁直下率 クリアしなければならない数値：50%以上
１階・２階部分
２階・３階部分
4.耐力壁量計算 Ｘ方向・Ｙ方向共に設計壁量の合計 ＞ 必要壁量（床面積・見付面積）
5.耐力壁偏心率計算 1階、２階、３階の各Xe・Yeの数値を限りなく0に近づける 許容値：0.15以下
