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◇ 構造用合板について

構造用合板とは、合板のうち、化粧ばり構造用合板以外の合板で建築物の構造耐力上主要な部分に使用するもの(さね加工を施したものを含む。)をいいます。構造用合板は日本農林規格 (JAS) で定められています。
構造用合板は、主に木造建築物の【壁下地材】【床下地材】【屋根下地材】として用いられます。

構造用合板の厚さは、7.5mm、9mm、12mm、15mm、18mm、24mm、28mmなどがあります。
【壁下地】には、主に9mmや12mmのものが用いられます。
【屋根下地】には、12mm~18mmのものが用いられます。
【床下地】には、12mm~28 mmのものが用いられまます。
尚、特に24mmと28mmのものは厚物構造用合板と呼ばれ、曲げに強いために根太を省略することができます。その為近年よく使われるようになりました。

構造用合板のサイズは、主に910mm×1820mm、910mm×2440mm、910mm×2730mm、910mm×3030mmなどがあります。
【屋根下地】や【床下地】には、910mm×1820mmのものを千鳥に並べて使います。
【壁下地】には、木造軸組工法の場合は主に910mm×2730mmのものを、枠組壁工法の場合は主に910mm×2440mmのものを縦長に使います。