屋根を片流れにしたプランです。このプランのような場合で、第一種住居専用地域の北側斜線制限をクリアするようにする為、北側境界線からの建物配置には注意が必要です。ちなみにこのプランの場合は、北側境界線から外壁仕上げ面までの距離を1500mm以上にする必要があります。1500mm以下にしたい場合は、階高を調整したり、屋根形状を母屋下がりにするなどの工夫が求められます。屋根形状等外観デザインを変更する場合は、各チェック項目の再計算をして安全を確認しなければなりません。
建築面積51.34㎡(15.50坪)、床面積96.47㎡(29.12坪)、施工面積96.47㎡(29.12坪)
建物寸法:X方向×Y方向(mm) 11830×4550 基準寸法(M):910mm
3LDK、リビング階段
このようなデザインの場合の留意点は、緩勾配屋根からの輻射熱を防止する為の高断熱施工と雨音対策です。また、緩勾配屋根の排水口に木の葉などが詰まってしまい、全体が雨水でプール化してしまうことがありますので、必ずオーバフロー用の排水管を壁に取り付けることを忘れないようにしましょう。
全ての耐力壁を筋違で構成した場合の耐震チェックポイントの計算結果
◆ 平面図と外観パース モデュール(基準寸法):910mm 筋違:45×90
1階平面図
2階平面図
外観パース