屋根を切妻にしたプランです。このプランは車庫の上部を中二階にした2世帯用住宅です。屋根勾配を75/100にして小屋裏に収納スペースを設けたプランです。このようなプランの場合、クリアしなければならない壁量が多くなりますので、他のチェック項目を意識しながら、それぞれの数値をクリアするように耐力壁を配置することが重要になってきます。屋根形状等外観デザインを変更する場合は、各チェック項目の再計算をして安全を確認しなければなりません。
建築面積103.51㎡(31.25坪)、床面積178.03㎡(53.75坪)、施工面積216.95㎡(65.50坪)
建物寸法:X方向×Y方向(mm) 11830×10010 基準寸法(M):910mm
4LDK、二世帯住宅、ビルトインカーポート(2台)、中二階、2階LDK、2階浴室、(ロフト・小屋裏収納可)、屋根勾配75/100
このようなデザインの場合の留意点は、バルコニーからの輻射熱を防止する為の高断熱施工と雨音対策です。また、バルコニーの排水口に木の葉などが詰まってしまい、全体が雨水でプール化してしまうことがありますので、必ずオーバフロー用の排水管を壁に取り付けることを忘れないようにしましょう。
全ての耐力壁を筋違で構成した場合の耐震チェックポイントの計算結果
◆ 平面図と外観パース モデュール(基準寸法):910mm 筋違:45×90
1階平面図
2階平面図
立面図