◇ 土間コンクリート

部材や手間の新規登録方法-床土間(サンプル)
仕様単価マスターの土間コンクリートに厚100 同時金ゴテ押エを登録してみます。
必要な部材の新規登録は以下のようにします。下図を参照しながら読み進めて下さい。
床仕上材:28-2 厚100 同時金ゴテ押エ
名称は、例えば「厚100mm 同時コテ押さえ」など、自分の好きな名称でかまいません。
単位は㎡で設定。単価は㎡当りの単価です。
材工共の単価ですが、必要に応じて「備考」欄にその旨記入できますし、場合によっては、材料費と手間を別々に計上するようにも設定できます。
システムは基本的に㎡拾いですので、数量係数欄はそのままになっていますが、ロス率などを勘案したい場合は、例えば 1.05 などと記入します。
尚、下請業者に発注する場合、少ない数量のほうが良いわけですので、意図的にロス率0にして、実数のみで発注することも考えられます。サンプルでは一応そのようにしてみました。
㎡拾いですので、小数点以下の値を返してくれるように、整数欄にはチェックは入れません。
尚、コンクリートをm3で算出したり、メッシュ筋を別個に算出することも出来ますが、ここでは省略します。
工事Noの9は左官・ブロック工事、工種Noの9は左官工にしています。

仕様単価マスター-土間コンクリート

工事項目の名称は自由に変えられます。受注と発注のそれぞれに、費率/掛率を自由に設定できます。
「小計」欄にチェックを入れますと、チェックを入れた項目までの小計を計上します。
また、「内装」欄にチェックを入れますと、各部屋ごとの部位別見積書を作成してくれます。
工事名称変更工種No及び工種名称は自由に変更できますが、下請業者への発注書を作成するためには、業種とのマッチングを正しく設定しておく必要があります。 ↓
工種名称
掛率とは、各工事項目に登録され、見積金額として算出された金額に掛ける料率のことをいいます。
費率とは、左の図でもお分かりだと思いますが、運搬費については、直前までの合計の2%を、諸経費は、運搬費までの合計の10%を算出するように設定されています。もちろん、この%は自由に設定できます。