◆ 積算・見積書作成で業界をリード ◆
積算・見積をする場合、SUNCADシステムでは、既にデフォルト(設定済データ)にて全工事項目の計算式が登録されていますので、そのままでも快適にご使用になれます。デフォルトにない工事項目を新たに設けて、自動で計算させたい場合は、数量算出用の計算式を追加登録した上で、しかるべきマッチング作業を行なえば、積算・見積書に正しい値を反映させることが出来ます。ここではサンプル図面に基づいて、新たに計算式を登録し、見積書にどのように反映されるかを検証してみたいと思います。
サンプル物件 ⇒ ブロック壁の車庫工事の見積書作成
以下のような図面を例にして、話を進めていきます。
この例では、あくまでサンプルとしてご説明することで、SUNCADシステムの積算・見積における、活用の仕方、応用の仕方について理解を深めていただくのが目的ですので、該当すると思われる部分のみを掲載して進めていきます。従いまして、単価などは、参考程度に解釈していただければと思います。
◇ サンプル図面
ちょっと変った例をサンプルにしてみました。
サンプルのようなことが出来るということを、ご理解いただくことで自ずと応用できる範囲をイメージしていただけるのではと考えています。
仕様については、以下のようにしてあります。
尚、サンプルに付一般的ではないかもしれませんが臥梁はありません。
床面積 33.64㎡(小数点第2位四捨五入)
床 土間コンクリート 同時コテ押エ
壁 ブロック積 400×200×150 mm H=2,400mm(土間天端+2,300) 仕上なし
天井 仕上なし
屋根 スラブ屋根 厚150mm 1/100勾配
開口部 軽量シャッター H=2,100mm
◇ 入力作業
入力の手順は以下の通りです。
壁厚を150mmに設定
仕上厚を一応10mmに設定(作図後線分削除)
ブロックのサイズを考慮して平面入力する(普通車2台分)
部屋名を車庫とする(その他土間部屋名で新規に登録した部屋)
シャッター入力 高さ2,100mm
インテリア(エクステリア)入力 普通車2台
外壁模様入力 ブロックサイズを指示
面積確認
屋根入力
スラブ屋根選択 勾配1/100 軒出85mm(壁芯より)
平面図修正
間柱を削除してブロックを割り付ける。
仕上厚線分を削除
それでは順を追ってご説明いたします。
このテーマのメニュー ↓
⇒ 部材や手間の新規登録方法
⇒ その他内部土間名登録
⇒ 新規に登録した部屋の仕様を決定
⇒ 新規に登録した部材を拾い出すための計算式を登録
・外壁面積
・屋根面積
⇒ 積算・見積書作成の結果と説明について