歩掛見積やドンブリ見積からの脱皮!正しい数量と適正単価から算出される見積書作成の励行の推奨!
MNJK MN住宅建築研究室
▼ ▼ 木造住宅コスト研究 ▼ ▼
解体・分析して初めて分かる住宅コストの実像
PR

◇ 用語の解説

◆ シミュレーションのための用語解説

文中や表中に用いられている主な用語について解説しておきます。

延床面積 建築基準法上で定義されているもので解説の必要はないでしょう。単位は㎡です。
〃 (坪) 坪への換算式はいろいろありますが、ここでは上記の延床面積の㎡数を、単純に3.3124で除した値としてあります。
延施工面積 延床面積にポーチや屋根付きのバルコニー、吹抜等の面積を加算したもので、いわゆる大工さんが仕事をする範囲を面積で表示したものです。単位は㎡です。
〃 (坪) 同様に、ここでは上記の延施工面積を3.3124で除した値としてあります。
金額 本体工事のみの金額を万円単位(万未満を四捨五入)で表しています。
坪当り単価 古くから用いられているお馴染みの単価表示です。それなりに合理性がありますが、なんでもかんでも坪いくらの考えは、極めて危険だということを分析結果のデータが警告しています。考えものです。
m2当りの単価 現在すべての面積表示が㎡にもかかわらず、あまり意識されていないのがこの㎡当りの単価表示です。それだけ坪当りの単価表示が一般的だと言うことなのかもしれません。
m3当りの単価 坪単価や㎡単価は平面的単価表示ですが、このm3単価は、いわゆる立体的(居住空間)単価表示です。本来は、建物を一個の固まりとして捕らえ、床下から小屋裏、ポーチや屋根付きバルコニー等も含めたボリウムを基準にすべきかもしれませんが、ここでは単純に金額を延施工面積×天井高で除した値としました。
最近では内部を勾配天井にしたり、天井を高くしたり、広い吹抜を設けたりと、平面的な単価で捕らえてしまうとコスト的に不都合な設計が、むしろ一般的になっております。m3単価はこれらのリスクを解消し、実態に近い単価として捕らえることが出来ます。注目の単価です。
柱1本当りの単価 金額を延べ柱本数で除した値です。間取りによって、あるいは構造設計の仕方によって微妙に単価が変化することがわかっています。ひとつのデータとしてご理解下さい。
間仕切m当りの単価 金額を延べ間仕切り長さで除した値です。これも上記と同様のことが言えます。ひとつのデータとしてご理解下さい。
タイトルとURLをコピーしました