作家 川北町二 魅惑の世界

迷走マインド

◇ 離別

人生という名の列車は、乗り合わせたそれぞれの人々の思いを乗せて、ゆっくりと駅のホームを離れて行く。例えば、愛する人との別れの辛さは涙となり、掛け合う言葉に感情が交錯する。

◇ 姉

姉は小さい頃から私の面倒をよく見てくれた。姉は私の顔をじっと見つめて、人生や愛についてゆっくりと話し始めた。切々と語る姉に肉親の絆を強く感じた。

◇ ささやかな幸せ

最近のコンビニ弁当も捨てたもんじゃないですね。結構いけます。でも思うに、やっぱり家庭で食べる食事が何と言っても美味しい!

◇ 母の涙

隣の人からこんな話を聞いた。弱音を決して顔に出さない母親ではあったが、バスに乗り遠くに消えるまで私を見送った後、母が一人泣いていたと言う。
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