作家 川北町二 魅惑の世界

◇ 子供の成長

(迷走マインド)

自分は何を道しるべにして生きて行けばいいのだろう、と思ったことはありませんか?
誰しも命を与えられて物心ついたころから、運命という得体のしれない何かに引きずられて生きてきたのではないでしょうか。
限りある人生を、もっと豊かに、もっと幸せにと思い、心を奮い立たせて生きてきたつもりでも、自分の今の姿を見て、迷走してきた足跡をはっきりと確認しつつも、一方では、いいじゃないか、何も考えずに、このまま突き進んで行こう、という呆れ返った自分がいることも確かです。


朝から久しぶりに家でのんびりしていた。
窓から漏れる日差しはさほど強くなく、
開け放たれた窓から吹き込む柔らかな風が心地良かった。
遠くで子供達が遊んでいるのが見える。

今の子供達は、
まして都会で生まれた子供達は可哀想な気がする。
公園とか空き地とかの、狭く決められた場所でしか遊べない。
田舎の野山や川や海で、日が暮れるまで我を忘れて遊ぶことが、
子供たちの健全な成長の上で、
いかに貴重なものかを教えてあげたい。

余りの楽しさに、
たまに家に帰るのが遅くなり、
母親にひどく叱られたりもする。
だがそのことが、
少年たちの心を育み、
家族との絆を強くしていくのである。

最近住み慣れた都会から、
地方の田舎に移り住む人が多くなったと聞く。

人生の価値をどこに求めるかは、
人それぞれだから何とも言えないが、
人の幸せという観点から、
愛する子供たちのことも考え、
さらには長く遠い将来のことを考えたら、
一つの選択肢ではあるような気がする。


考え抜いたあとに行動するのが良いのか、行動しながら考えたほうが良いのかを論ずることは、
タブーなような気がします。考える対象や価値観によって大きく異なるからだと思うからです。
いずれにしても、その結果はとても興味がありますので、どちらが良いかは都度考えることに。
たわいもない取るに足らない事を、さも大事そうに語る事の愚は百も承知で掲載しております。
ただひたすらに書く。明るく楽しい未来のことを夢見ながら……。また明日も読んで下さいね!

脳が空回りして物事に集中できない時が最近多くなりました。そのこと自体は余り気にしていません。むしろ、たまにはのんびりと悠長な気分で一日を過ごしても罰は当たらないだろう、と考えた方がいいのかも知れません。自分のことで精一杯ですので、日々起こる世の中の出来事や身の回りの事に思いを寄せる余裕が、だんだん薄くなっていく不安さが頭をもたげてきたりします。これはどこから来ているのだろうと思いながら……。ふと、元々の楽天的性格が警鐘を鳴らしているのだ、と…。


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