作家 川北町二 魅惑の世界

◇ 恋する乙女

(迷走マインド)

自分は何を道しるべにして生きて行けばいいのだろう、と思ったことはありませんか?
誰しも命を与えられて物心ついたころから、運命という得体のしれない何かに引きずられて生きてきたのではないでしょうか。
限りある人生を、もっと豊かに、もっと幸せにと思い、心を奮い立たせて生きてきたつもりでも、自分の今の姿を見て、迷走してきた足跡をはっきりと確認しつつも、一方では、いいじゃないか、何も考えずに、このまま突き進んで行こう、という呆れ返った自分がいることも確かです。


これから作ろうとする料理は義理で作るのではない。
大好きな彼の為に作るのだ。
そう思うと心がうきうきとし、
窓から差し込む朝日の色が何故か違って見えた。
目に飛び込んで来る全ての情景が、
いつもの情景と違って見えるのはどうしてだろうか。
リビングの南側の窓の外の、こんもりとした庭木が、
鮮やかに美しいたたずまいをして威張っているのが見えた。
それは、
今まで全く感じたことのない実に新鮮な景色だった。
CDコンポから流れる音楽さえも違って聞こえる。

と、まあ、
恋する乙女の、
幸せをたたえた満面の笑顔が思い浮かびそうな、
とても素晴らしいひとコマですね。
恋っていいですねえ!


考え抜いたあとに行動するのが良いのか、行動しながら考えたほうが良いのかを論ずることは、
タブーなような気がします。考える対象や価値観によって大きく異なるからだと思うからです。
いずれにしても、その結果はとても興味がありますので、どちらが良いかは都度考えることに。
たわいもない取るに足らない事を、さも大事そうに語る事の愚は百も承知で掲載しております。
ただひたすらに書く。明るく楽しい未来のことを夢見ながら……。また明日も読んで下さいね!

脳が空回りして物事に集中できない時が最近多くなりました。そのこと自体は余り気にしていません。むしろ、たまにはのんびりと悠長な気分で一日を過ごしても罰は当たらないだろう、と考えた方がいいのかも知れません。自分のことで精一杯ですので、日々起こる世の中の出来事や身の回りの事に思いを寄せる余裕が、だんだん薄くなっていく不安さが頭をもたげてきたりします。これはどこから来ているのだろうと思いながら……。ふと、元々の楽天的性格が警鐘を鳴らしているのだ、と…。


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