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◇ 通気工法で省エネ?


夏涼しく冬暖かい家、そしてついでに省エネを実現したい。
そんな家を造る方法について少し述べてみます。参考になれば幸いです。

住まいで出来るエコロジーは、まずは出来るだけ電気やガスや灯油などを節約する事に尽きます。
とは言っても余程意識しない限りなかなか思うようには行かないのも事実のようです。

それだったら、家そのもののハード的なところで、何かしら対策しておけばという発想があります。
お湯を使うでも、電気温水器や給湯器などの機器に頼らざるを得ないところがあり、エアコンやコタツなどを使うでも同じようなことです。必ず何がしかのエネルギーが必要な訳です。
この必要とするエネルギーを、家を造る段階で意識しなくても節約できるような造りにしておけば良い訳です。

高気密高断熱と通気工法

このテーマは既に同じ内容で記載しています。復習のつもりで下記をご覧ください。
参考 通気工法 熱環流がもたらす不思議
参考 高気密高断熱

住まいにおけるエコロジーは、住まい手の意識がとても重要です。
何世代にも渡って生活する場としての住まいが、最初からエコロジーを意識した造りになっているかどうかが重要な訳です。
それは、人の健康はもちろん、家の健康場合によってはペット達の健康などにも影響してきますが、何と言っても、私たちの孫やひ孫たちの未来の為に、このかけがえのない母なる地球がいつまでも輝いていて欲しいのです。

日々の生活で、
意識することなく、結果として地球のために良いことをしている。
意識することなく、結果として省エネになっている。
意識することなく、結果として健康が保たれている。
そんな家づくりをしたいものです。

家は意識して造るものです。
その意識を何処に置くかが重要と思っています。
ですから、その意識の持ち方で、家を中心とした長い長い人生の一駒一駒に、良いも悪いも計り知れない影響があるということだけは言えそうです。

一言で、地球温暖化防止だとかCo2排出削減だとか言っても、一人ひとりが、いや国全体が、そして世界中が心してかからない限り、なかなか難しい問題でもありますが、小さな小さな意識と努力の積み重ねが、この地球を救う原動力になることだけは確かだと思います。