◇ 24時間換気について 最近の住宅は高機密になってきました。そこで問題になるのが、屋内に発生する建材などの化学物質がいつまでも停留してしまうことです。24時間換気は分り易く言いますと、新鮮な空気を屋内に入れ汚れた空気を、屋外に排出しようというものです。汚れた空気の中に、建材などから発生する化学物質などが含まれています。 家づくり雑学百科
◇ 耐震設計5つのチェックポイント(概説) このデータは家の耐震上きわめて重要なデータばかりです。 プランが確定した段階で、依頼先の設計事務所や工務店に次のデータを提出してもらって下さい。そして、耐震上の細かい説明を受けてください。以下は概略の説明です。 家づくりの心得帳
◇ エコな庭造り 日本の四季は庭造りの楽しさを倍加してくれます。同じ庭を作るでも、エコを意識した庭造りをしますと意外と効果的な庭造りが出来ます。光熱費を浮かせるためにせっせと節約するよりも、自然の力を借りた知恵を施すことで、もしかしたら、うんと節約できるかもしれません。 住まいのエコロジー
◇ 地盤と基礎の総括 敷地の地盤が硬いか柔らかいかは非常に重要な要素です。それだけではありません。例えば、敷地の半分が柔らかい盛土で、残りの半分が硬い切土なんていうのもあります。そんな土地のいわば性格を把握しないで、基礎工事をした場合の悲劇は枚挙にいとまがありません。常識で考えても、土地の上に大きな重石が乗っかっているようなものですから、当然土地が柔らかい場合沈んでしまいます。 敷地の地盤について
◇ 地下室のメロディー このタイトルを懐かしく思われる方は、もう大分のご年配の方と思っても良い…… ですか ね?そ、そ、あのアランドロン主演の名作ですね。それは、ま、置いといて、住まいに於ける地下室のことを考えたことがありますか? 家づくりのアレッこれ!
◇ オープンな間取り なぜエコロジーというテーマの中に「オープンな間取り」が出てくるのでしょうか。これは日本古来の生活様式が、幾多の変遷を繰り返しながら現在の様式になった事実の上に、エコロジーというテーマを付き合わせてみたときに、自然と浮き出てくる一つの提案がある、と思っていただければ理解し易いのかなと思います。 住まいのエコロジー
◇ 池の跡はいけません? ある興味深い話です。建築中の現場の隣に20区画程度の団地があり分譲中でした。団地周辺には案内のノボリが立ち並び、現場案内も頻繁に行われているようでした。実はその団地は元々は大きな池のあった場所だったのです。その池を埋め立てて造成し、住宅用地として開発されたものでした。 家づくり雑学百科
◇ 断熱のあれこれ 外気温からの断熱を効果的に行うには、それなりの材料選択と工夫が求められます。単に断熱材をしかるべきところに充填すればいいというものでもありません。断熱について少しばかり勉強しましょう。 家づくり雑学百科
◇ ある家づくり相談事例 少し古い話ですが、あるメールが飛び込んできました。建築相談です。 以下のような内容の相談でした。 あまり使っていない雑草地を埋め立てて家を建てたいが、注意することってありますか?ただそれだけのメールでした。それだけでは、的確なアドバイスは無理ですので、メールをやり取りしながらいろいろお聞きしました。 家づくり悩み相談
◇ 2階床廻りの構造材 2階の床廻りは1階の間仕切りと柱位置、開口部などと、2階柱及び屋根荷重等の関連を無視しては語れません。床を支える各部材は、理論的根拠の基に材種や材寸等を決定しなければなりません。 構造用木材について
◇ 床鳴り対策 【良い家の造り方について全部お話しします】床鳴りやたわみの主な原因の一つに「床束」の存在があります。木は常に収縮していますので、時間の経過と共に、束と、例えば大引きとの間に隙間が出来てくる箇所が発生し、床が鳴り出したり沈んだりする訳です。 家づくり雑学百科
◇ 地鎮祭と左縄 【良い家の造り方について全部お話しします】左縄は普通の縄の綯い方(縄の方向が左下から右上)とは違って、左前に綯(な)う(縄の方向が右下から左上)ので左縄と言い、神社や鳥居の正門に下げられる、しめ縄と同じ意味を持っているとか、相撲の化粧まわしなど、神事の時の特有の綯(な)い方である。 家づくりのアレッこれ!
◇ はじめに 私は一般住宅および高齢者・身障者住宅の設計を専門に仕事をしてきました。長い間大手の住宅専門会社に籍を置き、多くの住宅を手掛けて参りました。その間住宅設計は元より、現場管理や資材管理の業務を担当したり、カナダやアメリカに、渡り枠組壁工法(2×4工法)についてつぶさに見て参りましたが、自分の家づくりの信念を全うしたくて独立し、「住まいに光と風と緑を」というコンセプトを掲げ設計事務所を開設しました。 家づくりの心得帳
◇ 三畳一間の青春 もえたぎって過ごした灼熱の夏が過ぎて、秋は不思議と、何となくもの悲しく、わびしい感じがしたり、人恋しくなったりします。私は、毎年この季節になりますと決まって思い出すことがあります。それは、遠い遠い過去の青春の中の、今から思い起こしますと、まさに一瞬の出来事のような気がします。 管理者のこと
◇ おいおい!どうした大棟梁! 多分多くの方が一度や二度はあることだと思うのですが、人は、その日の感情で、いつもと違う行動をとる場合が多々あります。職人さんと言えどもその例外ではありません。 日々是好日
◇ 安くて良い家を造るには 安くてそれなりの家はいくらでも存在するでしょうが、この安くてしかも良い家となるとそうはいきませんね。ところで、この安くて良い家って、とても抽象的な表現だとは思いませんか?はっきりしたイメージが湧きませんね。 トピックス記事
◇ 間取り作成のコツ 専門家じゃなくても、簡単に間取りを作れるソフトウェアーが多く出回っていますので、その気になれば誰でも間取りを作ることが出来ます。しかし、家についての耐震性や安全性、あるいは経済性とかについてまで解決してくれるかと言いますと、それはちょっと無理だと思います。その辺は無理だとしても、間取り作成ソフトを一応経験することで、家づくりに於ける、ちょっとした決まりごとなどを知ることが出来ますので、それだけでも相当な勉強になることは間違いありません。 夢を形に
◇ 自然素材による建築のすすめ 自然にあるもの、もしくは自然素材から作られたもの、例えば土、木、紙などを出来る限りたくさん使用した方が、環境面からも健康面からも、とても良い結果が得られます。ですから、家には出来得る限り自然素材を使うようにしたいものです。 住まいのエコロジー
◇ シックハウス対策法の盲点 ご存知の方も多いとは思いますが、シックハウス対策法により規制されているのは、ホルムアルデヒドだけです。毒性が指摘されている、200種以上にも及ぶ他のVOC類(揮発性有機化合物)は、全く規制されていないのが現状です。 家づくり雑学百科
◇ 調査結果の分析と考察 ここでは地盤調査を行った後の、資料の分析と考察について少し詳しく述べてみます。5ヶ所の調査結果を、どう判断するかが重要なポイントになります。ややもしますと基礎工事の費用に微妙に影響してきますので、甘い判断をしがちですが、こと基礎に関する重要性から決して甘い判断はすべきではありません。 敷地の地盤について