工事が始まったら、なるべく変更はしない方が得策です。
図面を見て「我が家はこんな風に建ちそうだ」という想像(イメージ)と、実際に建てられた家との食い違いが生じる場合があります。このイメージの食い違いはある意味当然と言えば当然なのですが、自分の思っていた想像と大幅に食い違う場合は工事を変更しなければなりません。
そもそも、イメージの食い違いは、何が原因で起きるのでしょうか。
次のようなことが考えられます。
- イメージがしっかり把握出来るだけの図面の提示や説明がなかった。
- 図面の提示や説明は受けたが、はっきりイメージ出来なかった。
- イメージ出来ないことを施工業者に伝えたり質問しなかった。
- 施工業者が上手に造ってくれるという間違った考えをしていた。
おおよそこんなものでしょうか。これは、どちらの責任でしょうか?
いずれにしても、図面通りに工事が進行してる場合は、変更に要する費用は建主の負担になります。その場合必ず見積書を取りチェックしましょう。
工事中の変更は無駄が多く高くつきます。
ですから工事中に追加変更が生じないような契約の仕方が大事になってきます。契約書(図面・見積書を含む)の中身をしっかり把握して、施工範囲を確認しておく必要があります。
ですから工事中に追加変更が生じないような契約の仕方が大事になってきます。契約書(図面・見積書を含む)の中身をしっかり把握して、施工範囲を確認しておく必要があります。
追加変更を生じさせない方法は、設計図書の充実と、見積書の内容の正確さ、それに最も大事な事は、施工業者もしくは設計者が、建主にしっかり把握して貰おうという努力をしたかどうかです。
気になる方は、もう一度以下ををご覧下さい。
参考 ◇ 契約締結の意味するもの
参考 ◇ 工事請負契約を締結する際の留意事項