家はちょっとした工夫を施すことで快適になります。
少しばかりご紹介します。参考になれば幸いです。
玄関
- 特に大きな下駄箱は開けたとたん異臭を放つことがあります。通気孔を設けて臭気を抜くようにしましょう。
- 玄関には手摺りと鏡を付けましょう。
手摺りはお年寄り用に、鏡は来客やお出かけ前のつくろいに。
なお手摺りや鏡を取り付ける場所には、あらかじめそれ用の下地材を入れておくよう大工さんにお願いしておきましょう。 - 上がり框の下には小物入用引き出しを造ると便利。形状を工夫すると傘や靴ベラ入れにもなります。
- 玄関廻りは来客等人の出入り多いところ。床の掃除用に散水栓をお忘れなく。
- ポーチ灯はセンサー付にしましょう。
防犯のほかに、暗くなって帰宅しても、カギ穴を探す不便さからも開放されます。
廊下・階段
- 廊下の巾は無駄なようでもなるべく広く取りましょう。
特に長い廊下は巾が狭いと息苦しい感じがします。 - 直線階段より踊り場付の行って来い階段の方が万一転倒しても途中で止まりますし、特にお年寄りの場合、途中休憩が出来て息切れを防げます。
- 階段室は工夫次第で格好の図書室にできます。
特に踊り場は利用し易い。また階段廻りの壁や手摺りの壁厚を利用して本棚にすることも出来ます。
洗面所・浴室・トイレ
- カラーの衛生陶器が主流ななっていますが、水アカなどが目立つような、白もしくは薄い色の物を選びましょう。
特に便器については健康状態を知る意味からもお勧めします。 - 浴室にはフタ立て兼用の手摺りを設ける。
- トイレは来客のことも考えて、チョットした洗面コーナーを付けると喜ばれます。
- トイレには手摺はもちろん非常用ボタンを設備しておくと万一の時役に立ちます。
- 生理用品の始末専用の収納スペースを、設計の段階から考慮しておきたいものです。男性達の目には気になります。
キッチン
- 台所の換気にはメーカー名は書けませんが、レンジの真後ろから排気するタイプのものや、横引きできるタイプのものをお勧めします。
油分のついた煙や湯気は冷えて固まる性質が有りますが、この換気扇はそれらがまだ熱いうちに外部に排出しますので、いつまでも汚れることがなく掃除の手間が省けます。また上部の空間が利用できるのも魅力です。 - 壁厚を利用して調味料や缶詰・小物入れが造れます。工夫してみてください。
- 勝手口は玄関と同様十分な収納スペースがあると便利です。ままならない時は壁厚を利用する手もあります。
- 勝手口には雨除けの庇等をお忘れなく。雨の日に安心。
リビング
- 家族のコミュニケーションには、リビングに階段を設けた方が良いようですが、冷暖房等の配慮が必要です。
勝手口は玄関と同様十分な収納スペースがあると便利です。ままならない時は壁厚を利用する手もあります。
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