ゼロから学ぶ失敗しない家づくりの為のノウハウを提供しています

◇ 基礎の種類とその解説

地震などが起きた場合、水平(横揺れ)もしくは垂直(直下型)の強い力が建物にかかってきます。地震は地盤の振動ですので、直接地盤に接している基礎の構造は極めて重要な意味合いを持ちます。 基礎には色々な形(断面)がありますが、形により構造上の特性が違ってきますしコスト的にも違ってきます。ここでは、その辺を詳しく解説してみたいと思います。どの基礎にするかを決めたら、その旨を施工業者に伝えて見積して貰ってください。

◇ 工事請負契約を締結する際の留意事項

建主と工務店や建設会社等の、いわゆる施工業者との契約(工事請負契約)を締結するについての、特に留意しておきたいことについて書いてあります。設計事務所が関与してる場合は、設計者も立ち会います。 非常に重要なところですので、しっかり勉強しましょう。

◇ 天寿を全うする家

人の寿命の大切さを説いた「天寿を全うする」という言葉がありますが、家に置き換えますと「天寿を全うする家」ということなります。周囲の方々から祝福され、丈夫で長持ちする家、そして、とても工夫された家のイメージとして捉えてください。そんな家にするにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは、そんな視点から考えて見たいと思います。参考になれば幸いです。

◇ 失敗しない土地探しのチェックポイント

土地探しは、自分の目と足で確かめることが大切です。物件について、業者からいろいろな説明を受けるとは思いますが、納得のいく説明を求め、少なくとも自分が調査した結果と、業者が説明する(した)ことが一致するかどうかが、業者の信用度のチェックポイントのひとつになります。 ここでは、物件(土地)調査に関して、どんなことに留意したらいいのかを記述します。

◇ 耐震設計のチェックポイント(詳細)

耐震を含め木造の構造設計上、極めて重要なチェックポイントについて考えてみます。 まず、以下の3要素は住宅の耐震設計上重要な要素です。プランニングの段階で目安の数値をクリアするように、しっかりチェックしながらプランを作成しなければなりません。 プランが確定した段階で、依頼先の設計事務所や工務店に以下のデータを全て提出してもらって下さい。そしてちゃんとした説明を受けてください。

◇ 家づくりの基本的な考え方

家づくりを思い立って初めて気づくことがあります。それはどこから手をつけたら良いかということと、どのような心構えで進めたら良いかということです。 最初のこの意識と取り組み姿勢が、良い家づくりの第一歩と言っても良いと思います。ある意味とても重要なことだと思います。ここでは基本的な考え方について記述します。

◇ 住まいの専門用語と日常会話

難解な専門用語が時々見受けられます。ところが日常使われる用語にこれらの専門用語が使われているのをご存知でしたか?どんな由来があってどんな意味があるのか少しばかり学習してみませんか?

◇ 池の跡はいけません?

ある興味深い話です。建築中の現場の隣に20区画程度の団地があり分譲中でした。団地周辺には案内のノボリが立ち並び、現場案内も頻繁に行われているようでした。実はその団地は元々は大きな池のあった場所だったのです。その池を埋め立てて造成し、住宅用地として開発されたものでした。

◇ タイムカプセルで家族の絆

家づくりは一生に一度あるか無いかとよく言われます。言ってみれば人生のビッグイベントといったところでしょうか。ところが一生に一度のビッグイベントと言う割には、そのビッグイベントを遠くで眺めているだけというのが殆どじゃないでしょうか。自分の家なのに……、自分がそのイベントに参加出来ない。いわゆる業者任せですね。何が言いたいのかと申しますと、ま、私の話に少しだけ耳(目)を貸してください。

◇ ハウスメーカーを退社する理由

先日、地場の大手の現場担当の社員が私のところに遊びに来ました。私より若いのですが、以前から何となく気が合うといいますか、肌が合うといいますか、そんな感じの付き合いでした。

◇ 高品質でローコストの住宅

常々ご要望の多かった『高品質で低価格の家』ですが、これは私にとっても長年の課題でした。今回のローコスト住宅の開発に当って、改めてローコスト住宅の現在の状況などについて、簡単にお話させて頂きます。文字の羅列で読みにくいかもしれませんが、家づくりのとても大事な事が記述されています。じっくりお読みいただくことを切望致します。

◇ 迷う!リフォームで済ませるか新築にしたほうがいいか

リフォームで済ませるか新築にしたほうがいいか、この悩みは結構多いですね。私の経験では新築して25~30年前後、中古住宅を買って10~15年程度経つと、この悩みが次第に頭をもたげてくるようです。 ここではリフォームするという観点から検討することで、最終的にどちらにするかの判断材料を見出していければと思います。

◇ 調査結果の分析と考察

ここでは地盤調査を行った後の、資料の分析と考察について少し詳しく述べてみます。5ヶ所の調査結果を、どう判断するかが重要なポイントになります。ややもしますと基礎工事の費用に微妙に影響してきますので、甘い判断をしがちですが、こと基礎に関する重要性から決して甘い判断はすべきではありません。

◇ アンカーボルトとホールダウン金物

基礎と土台を緊結する金物にアンカーボルトがあります。また、基礎と土台と柱を緊結する金物にホールダウン金物があります。ここでは、アンカーボルトとホールダウン金物について少し述べてみたいと思います。

◇ 基礎パッキンと土台

ここでは、基礎と基礎パッキンと土台の関係について少し述べてみたいと思います。

◇ 地盤調査

中高層ビルなどを建てる場合の地盤調査は、本格的なボーリング調査というのがありますが、木造の3階建てまで程度の住宅でしたら、スウェーデン式サウンディング調査で十分だと思います。

◇ 一棟入魂の家づくり

「工務店って何?」のところでも書きましたが、あなたが家を造りたいと思った時、工務店にどうしてほしいですか? 出来れば優秀な現場管理者をつけてもらい、自分の家の工事だけを管理してほしいと思いませんか?

◇ 天端均しとレベラー

基礎の立ち上がりの生コン打ちが終わった直後の状態は、基礎の天端は水平ではありません。基礎の上に基礎パッキンを乗せ土台が敷き込まれますが、基礎の天端が水平でないと土台も水平でないことになります。建物全体が水平になる為には、このことは極めて重要なことです。基礎の天端を水平にすることを天端均しといいます。ここでは基礎の天端均しについて少し述べてみたいと思います。

◇ 地鎮祭と左縄

【良い家の造り方について全部お話しします】左縄は普通の縄の綯い方(縄の方向が左下から右上)とは違って、左前に綯(な)う(縄の方向が右下から左上)ので左縄と言い、神社や鳥居の正門に下げられる、しめ縄と同じ意味を持っているとか、相撲の化粧まわしなど、神事の時の特有の綯(な)い方である。

◇ おいおい!どうした大棟梁!

多分多くの方が一度や二度はあることだと思うのですが、人は、その日の感情で、いつもと違う行動をとる場合が多々あります。職人さんと言えどもその例外ではありません。

◇ はじめに

私は一般住宅および高齢者・身障者住宅の設計を専門に仕事をしてきました。長い間大手の住宅専門会社に籍を置き、多くの住宅を手掛けて参りました。その間住宅設計は元より、現場管理や資材管理の業務を担当したり、カナダやアメリカに、渡り枠組壁工法(2×4工法)についてつぶさに見て参りましたが、自分の家づくりの信念を全うしたくて独立し、「住まいに光と風と緑を」というコンセプトを掲げ設計事務所を開設しました。

◇ 設計士の設計した家は、とかく……

建築設計士のタイプにもいろいろあります。(非常に重要です!) 建築の専門学校で専門的知識を習得し、住宅の専門施工会社や設計事務所で経験を重ねた設計士は一応安心ですが……。

◇ 歌手AIさんのお母さん

先日、バーバラさんのはなしを聞きにいきました。私はバーバラさんのことは、あまり良く知りませんでした。話によりますとバーバラさんは、日本人男性と結婚し鹿児島市内で生活されている方だそうです。保育園、幼稚園、小学校、中学校などで英語を教える傍ら、各地で講演をされていらっしゃるようです。

◇ チェック!基礎の隅角部

布基礎・ベタ基礎を問わず、基礎の隅角部を三角形にコンクリートを増し打ち補強することで、構造上の強度が格段に向上します。

◇ 木の良さについて

住宅に使われる木材については、その良さや特徴については、いまさら申し上げることもないとは思うのですが、今一度見つめ直しておきましょう、ということで記述することにしました。

◇ ホームシアターの話

せっかく新築するんだから、どうしてもホームシアターを造りたい!というお客様の熱い思いを聞き、一緒になって、ああでもないこうでもない、こうしようああしよう、なんてつきない談義を経て、10畳ほどのホームシアターが出来ました。

◇ 井戸水、地熱、風力を利用しましょう

地下水や地熱や風力を、住まいに取りれられたら面白いですね。自然界で生まれるエネルギーを、何らかの形で住まいに生かし、結果として地球の温暖化防止につながれば最高ですね。そう思いませんか?

◇ 恐怖-ある喫茶店にて

鉄骨の梁(H形鋼)に薄汚れたアスベストが吹き付けてあったのです。その梁の上部で、照明付の大きな羽根付ファンが、ゆっくりではありますが回転しています。 店内の客は何事もないように、店の雰囲気を、それぞれ楽しんでいるようでした。

◇ 地盤(土地)の性格を知ろう

建物は敷地(土地)に建てられる訳ですので、敷地の性格を知ることはとても重要なことです。現在あなたが所有している敷地が、どんな土地なのかを、主に地盤の耐力の見地から検討してみてください。

◇ あっと驚くリフォーム工事

知人の友人という人が私を訪ねてきました。この方がこんな話をしてくれました。 知り合いの大工に家のリフォーム工事を頼むことになりました。ここをこうして、あそこをこうして、などと家中を案内しながら、その知り合いの大工に希望を語った。

◇ 法的耐震基準の経緯

家の計画段階で、ちょっと気に留めておけば良かったのに、そんな意識もないままに建ててしまっては、後の祭りとなっても仕方のないことですね。これから家を建てようという人にとってもそうですが、今住んでいる家が、耐震上どうなっているのか、今一度チェックしてみる必要があると思いますが、どうですか?

◇ 地盤と基礎の総括

敷地の地盤が硬いか柔らかいかは非常に重要な要素です。それだけではありません。例えば、敷地の半分が柔らかい盛土で、残りの半分が硬い切土なんていうのもあります。そんな土地のいわば性格を把握しないで、基礎工事をした場合の悲劇は枚挙にいとまがありません。常識で考えても、土地の上に大きな重石が乗っかっているようなものですから、当然土地が柔らかい場合沈んでしまいます。

◇ 住宅展示場というところ

住宅展示場に行ったことがありますか? そこで何を得ましたか? アンケートに記入しましたか? その時名前と住所と電話番号を書きましたか?