季節の中で(2)
-北風-
コートの襟を立て 北風に向かって歩く
顔面に刺す風の冷たさに
なぜか久々に感ずる 躍動の魂
身体中がほてる 眼が熱く燃える
雑踏のビルの谷間に浮かぶ淡いともしび
熱いコーヒーをすすり 談笑にふけるカップル
この一瞬が生きてきた証と言うのか
このひとときを幸せと言うのか
それとも 寂しさや切なさを忘れるためか
ほら 北風がささやいているよ
ほんとは何も分かってないのに 分かった振りしてるって
冷たい風にあたるといいよ
そしたら きっと見えてくるはずだよ
君の明日が
顔面に刺す風の冷たさに
なぜか久々に感ずる 躍動の魂
身体中がほてる 眼が熱く燃える
雑踏のビルの谷間に浮かぶ淡いともしび
熱いコーヒーをすすり 談笑にふけるカップル
この一瞬が生きてきた証と言うのか
このひとときを幸せと言うのか
それとも 寂しさや切なさを忘れるためか
ほら 北風がささやいているよ
ほんとは何も分かってないのに 分かった振りしてるって
冷たい風にあたるといいよ
そしたら きっと見えてくるはずだよ
君の明日が