長いようで短い人生 心に響く感動と共に生きれたら……
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◇ 待ちわびた春

季節の中で(5)
-待ちわびた春-
待ちわびた春
ほら名残雪の間から
小さな花が芽を出して
もうまぶしい空に向かってる
果てしなく広がる夢乗せて

たとえ目立たぬ 小さな命でも
人知れず 人知れず
求めて生きて 生きるのです
そしたらきっと 見つかるはず
希望という名の パラダイス

そして

いつまでも いつまでも
花咲く草原に 身を横たえながら
あの人と共に 生きれたら
無常の悦び 天に舞うかも

待ちわびた春
ほら耳を澄ましてごらん
聞こえますか?あの声が
小川のせせらぎ?鳥のさえずり?

いえいえ そんなんじゃありません

それはね

そっとのぞいてごらん 私の胸の奥底を
聞こえる? 聞こえるでしょ?
あの人の さわやか優し ささやきが

待ちわびた春