エッセイ(7)
-運のつき-
電線に止まっているカラスの多さに驚かされます。
特に生ごみ日は多いような気がします。
特に生ごみ日は多いような気がします。
カラスは元来賢い鳥だと言われていますが、
生ごみにかぶさっている網を、
もろともせずあさっている姿は、
なんだか怖いような不気味なような気がします。
でも、顔を良く見ると、意外と親しみのある顔をしています。
ぴょんぴょんぴょんと地面を飛び歩く姿は滑稽で、可愛らしくもあります。
電線の下を通る時、
頭上で「アホー」と叫ばれた上に、
何か変なものが、帽子に落ちてきて、
あれっと思う間もなく飛び去った後で、
怒る気持ちを抑えて、
「いや、今日はウンがついてる」
と思い直すことでした。