エッセイ(11)
-今風の小さな心-
道を歩いていますと、
よく学校に通う小学生や中学生に会います。
また、
公園などでは遊んでいる小さな子供たちに会います。
通りすがりに、
「おはよう」とか「こんにちは」と声をかけるのですが、
返事がない子供が大半です。
むしろ、
こちらを、さも怪しげな目つきで見ています。
よく学校に通う小学生や中学生に会います。
また、
公園などでは遊んでいる小さな子供たちに会います。
通りすがりに、
「おはよう」とか「こんにちは」と声をかけるのですが、
返事がない子供が大半です。
むしろ、
こちらを、さも怪しげな目つきで見ています。
最近、
変質者などによる事故が多いせいもあるのでしょうが、
学校で、
変なおじさんを見たら注意しなさい。
なんて言われているのかもしれません。
しかし、なんだか、
大事な心を失ってしまっているようでなりません。
明るく大きな声で、
「おはようございます」とか
「こんにちは~」と言葉を交わすことで、
お互いにすがすがしい気持ちになると思うのですが、
当世無理な望みなのでしょうか。
このような子供たちが大きくなったらと思うと、
なんだか……。