物件調査(情報収集+足)(自分の目で確かめる)
見学ではありません 調査です
さあいよいよ展示場などの調査です。
いいですか?
見学ではありませんよ。調査ですよ。
沈着冷静な気持ちで、
各メーカーや工務店のモデルハウスを調査しましょう。
最終的な段階で、
比較検討する重要なデータの収集が目的ですので、
慎重に且つ貪欲に、意欲的に行動しましょう。
何を調べるのか、どういった手段で調べたらいいのかなど、とても重要なところです。
この成果いかんによって、
家づくりに成功するかどうかの、鍵を握っているといっても過言ではないと思います。
特に重要な物件調査のことについて、ここで徹底的に勉強しておきましょう。
◆ 舞い上がるな!
住宅展示場などを見学するとなると、
家族みんなの気持ちが高揚してしまって、
どうしても舞い上がってしまいがちです。
気持ちは良く分かりますが、
気分が必要以上に舞い上がってしまいますと、
適切な判断や物の見方に狂いが生じかねません。
住宅展示場はあなたの家ではありません。
「自分の家も同じように造られるのだ!」
と思う人はもちろん少ないでしょうが、
もしもそのようにお考えの方は、完全な錯覚です。
そうです錯覚なのですよ。
冷静に! 冷静に!
気持ちを抑えて見学しましょう。
自分の家の確かな形が見えてきた段階で、大いに舞い上がりましょう。
◆ 分からないことは聞く
分からないことを、
分からないままにしておくことは良くありません。
家づくりのプロではないのですから、分からないのは当たり前です。
家づくりのことを少しでも知って、
効率よく、安くてよい家を造るのだという、強い信念が良い結果を導いてくれます。
聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥とか言うではありませんか。
分からないことが分からない?
こんなことを聞いたら笑われはしないか?
そんな!考える前に行動ですよ、行動!
そしたら自ずと視界が開けてきますよ!ガンバ!
そうです。分からないことは、今、聞きましょう。
◆ 常に建築費を意識せよ
建築にかかる費用の事を無視して展示場や現場を見学するのは、
ある意味悪いことではないかもしれません。
しかし、
常に建築費を意識して見学する場合と、そうでない場合の差は大きいと思います。
意識の中にコストのことがあれば、
脳の中で常に比較検討という作用が働きます。
この作用が的確な判断を助長し、より良い形でチェック機能が働きます。
お金がないと家は建てられない訳ですので、
ま、展示場などに暇つぶしや、ピクニックに行く以外は、
常に建築費のことを意識しながら、
キッチンを見、ユニットバスを見、建物の外観を見る癖をつけましょう。
そのうち、大抵の方が間違いなく、「現実は厳しいなあ!」に直面しますよ!