ステップを踏みながら少しずつ学び、確実に自分のものにしましょう!

◇ ステップ【6】のアドバイス

主な工程の留意事項

◆ 現場監理は最重要

工事が着手されてもっとも重要な事は現場監理です。
現場が工期も含めて、契約した内容通りに、
寸分狂いなく進んで行くかどうかは、一つに現場監理者の能力に委ねられます。

通常は元請け会社の現場担当者がその任に当たります。
しかしその担当者の能力如何では、
期待していた成果にほど遠い結果が生じる場合があります。

担当者の技量を知る由はない訳ですから、
やって見なければ分らないなんてことが、もしあったとしたらとても不安なことです。

能力の不足が職人任せとなってしまうようなことになりますと、
極端な話、どんな家になるのか危惧されます。
そういった意味では、
しかるべき第三者の専門家に現場監理をお願いするのも選択肢の一つだと思います。

多少コストは掛りますが、コストに見合うだけの成果は十分期待できます

◆ 図面通りか

何度も言いますが、図面は建て主の代弁者です。

現場は契約書に添付された図面通りに進行しなければなりません。

当たり前の話です。

もし図面通りにいかないとすれば、
それは図面通りには納まらない事態になった時だけです。

図面の精度が悪いとこのようなことはよくあります。

ですから、
図面の重要性を強調する訳です。

くれぐれもそうならないようにしたいものですね

◆ 追加工事の注意点

工事中の変更は無駄が多く費用が高くつきます。

ですから、
工事中に追加変更が生じないような契約の仕方が大事になってきます。

契約書(図面・見積書を含む)の中身をしっかり把握して、
施工範囲を確認しておく必要があります。

追加変更を生じさせない方法は、
設計図書の充実と見積書の内容の正確さ、
それに最も大事な事は、施工業者もしくは設計者が、
建主にしっかり把握して貰おうという努力をしたかどうかです。

気になる方はもう一度、
「契約締結の意味するもの」・「契約書」についての項目をご覧下さい。

◆ 現場は絶対禁煙

さすがに最近は、
現場で喫煙する職人さんは少なくなりましたが、それでも皆無では無いようです。

元請けの会社の方針で徹底されていれば別ですが、
そうでない場合は依然として現場内での喫煙は後を絶たないようです。

もっての外です。

くわえ煙草で仕事していたとしたら開いた口が塞がりません。

火事の心配もありますが、
臭いがしみ付いて嫌な思いをする場合も考えられます。

絶対にあってはならない事ですので、
もし現場に足を運んだ際に見かけたら、遠慮せず厳重に抗議しましょう。

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