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[6-6-4]筋違(スジカイ)用の金物


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ステップ【6】留意事項(知って得する現場チェックの知識)

[6-6-4]筋違(スジカイ)用の金物

ここで取り上げる筋違用の金物は柱と柱の間の壁に取り付けられます。
X方向及びY方向の壁にかかる応力(例えば台風などの風圧力)に抵抗する役割があり、また、土台や桁などの浮き上がりを防止する役割もありますので、極めて重要な金物です。
確認申請上でも、平面図に筋違の位置を明示することを義務づけられています。

筋違はただ取り付ければいいという訳ではなく、ことの重要性から、定められたヶ所と方向を確認しながら、正しくきっちり施工する必要があります。そうでないと所定の耐力を確保できません。

一般的に使われている筋違用の金物です。ビスで固定しますが、筋違当たり7本土台当たり4本柱当たり4本の計15本のビスが打たれます。


これも一般的に使われている筋違用の金物です。ビスで固定しますが、写真でお分かりなように、筋違当たり7本土台当たり4本柱当たり4本の計15本のビスが打たれます。

これは梁との接合部分です。上と同じく、筋違当たり7本梁当たり4本柱当たり4本の計15本のビスが打たれます。

同じく、壁が交差する出隅部分は、このような取付状況になります。上のほうに見えるのは羽子板ボルト(後述)です。

少し角度を変えて、ややアップして撮ってみました。通常一軒の家で、取り付けるヶ所は何十ヶ所もありますので、作業としては大変ですが、一ヶ所一ヶ所慎重にそして丁寧な仕事が要求されます。

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