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ステップ【5】設計の中身(こだわりに遠慮は無用)
[5-7]壁の有効利用について(収納、飾り棚を作ろう)
壁厚を有効に利用する事により、収納にしたりインテリアとしての面白さを演出出来ます。
壁の空間は実は膨大な広さになります。この空間を利用しない手はないと思います。
耐力壁を筋違にした場合と、構造用合板にした場合とでは利用の仕方が違ってきます。
◆筋違がある場合の利用方法
この壁には筋違と間柱、マグサ、窓台があります。この壁にポケット棚を作ってみましょう。筋違を避けて、どのようなポケット棚が出来るか見てみましょう。 | 筋違を避けて、ポケット棚を取付ける位置や寸法を決めます。位置と寸法がが決まりましたら石膏ボードを切り抜きます。奥行き115mmの空間が出来ました。 | |
完成です。棚のバックはポイント柄にすると面白いインテリアになります。ここでは真っ赤な色にしてみました。実際にはこの棚に本などが飾られますので色は気にならなくなります。棚板は50mm間隔に高さの調整ができるようにしておきます。 | 切り抜かれた石膏ボードに合せて木枠を取付けます。この木枠は木工屋さんに頼む手もありますが、内部の開口枠を利用しますと、コーディネートが上手くいきますし何よりも安価に出来ます。大工さんに取付けてもらいます。 |
◆筋違のない内部の壁の活用例
筋違がありませんので、大きさがフリーの棚を作ることができます。写真の棚は600mm×900mmです。結構収納できますよ。 | これはリビングのアクセントとしてポケット棚を取付けてみました。下のカウンターにパソコンを置き、ポケット棚にはCDや単行本などを収納するのも良いかもしれません。 |
◆構造用合板を耐力壁にした場合の壁の活用例
筋違がありませんので思い切って棚を作ることができます。これはオーディオルームのCD・DVDの収納棚です。柱や間柱はそのまま残しておきます。これは木工屋さんに作ってもらいました。CD・DVDが相当数収納できます。 | 壁下地の石膏ボードが貼られました。オーディルームですので石膏ボードの下地に防音シートが施されています。棚の下部は腰壁です。写真では分かりにくいかもしれませんが、床にはロングサイズの床下収納が設けられています。 | |
完成です。棚板の高さ調整は50mm間隔で出来ます。 |
その他にも壁の空間を利用する方法はあります。ここではほんの一例をご紹介しました。
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