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ステップ【6】留意事項(知って得する現場チェックの知識)
[6-4-2]天端均しとレベラーについて
基礎の立ち上がりの生コン打ちが終わった後の状態は、基礎の天端は水平ではありません。
基礎の上に基礎パッキンを乗せ土台が敷き込まれますが、基礎の天端が水平でないと土台も水平でないことになります。
建物全体が水平になる為には、このことは極めて重要なことです。
基礎の天端を水平にすることを天端均しといいます。
ここでは基礎の天端均しについて少し述べてみたいと思います。
(1)天端均しをする前の状況
天端均しをする前の状況は画像のようになっています。
型枠を取り外す直後の状況ですが、基礎の天端はご覧のように水平ではありません。
(2)天端均しの一つの方法
基礎の天端を水平にする方法として、
画像のように基礎の両側に水平になるように板を取付け、モルタルをその板の天端に揃うようコテで仕上げていきます。
(3)天端均しのもう一つの方法
基礎の天端を水平にするもう一つの方法として、レベラーという溶剤を使う方法があります。
レベラーは、
流し込むだけで自ら水平を保とうとする働きがありますので精度が格段によくなります。
上の(2)の場合は、型枠を取り外してからの作業になりますが、この場合は型枠をバラス前に作業します。
この方法は、手間も省けて綺麗に仕上がりますのでお勧めです。
レベラーを流し込むところの画像がありません。後日追加出来ればと思います。