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ステップ【6】留意事項(知って得する現場チェックの知識)
[6-2]施工の実際(ダイジェスト版)
着工から完成までの施工状況をダイジェスト版でまとめてみました。かなり大雑把ですが、大体の工程を理解していただければと思います。
関連する詳細ページへのリンクも参照出来ます。
◇ 地盤調査・地盤改良工事 |
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1.地盤調査 | 2.地盤改良工事 | |
建物の4隅と中央部の計5ヶ所 |
セメントと土壌を攪拌して硬い地盤に |
地盤調査は必ず行いましょう。もしも地盤が弱かったら必ず何らかの方法で地盤改良工事を行いましょう。感に頼った判断が致命傷になる場合が多々あります。費用もそんなに高くありません。 参照 → 地盤について |
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◇ 基礎工事 |
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3.基礎工事 | ||
掘り下げタイプ基礎の割栗地形完了 |
電気及び給排水の先行配管完了 |
防湿フィルム+ベース配筋完了 |
ベース生コン完了 |
立上がり生コン打ち完了 |
型枠取り外し完了 |
電気先行配管 |
基礎工事完了 |
基礎工事は全工事の中で最も重要な工事です。図面に基づいた精度の高い施工が求められます。特に配筋、アンカーボルトとホールダウン金物の取付位置、埋込長さには十分な配慮が必要です。犬走り配筋は出来れば本基礎との一体化がお勧めです。 参照 → 基礎について |
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4.基礎の抗酸化工事 | ||
抗酸化溶液と珪藻土の攪拌 |
ベタ基礎の床及び立上がりに塗布 |
「抗酸化工法」は家に潜む化学物質を分解除去し、住まう人の健康を回復させます。真のシックハウス対策ができ、住まいとそこに住む人の健康を守ることのできる画期的な工法です。お勧めです。 |
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◇ 仮設工事 |
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5.仮設工事 | ||
仮設トイレ |
仮設トイレと仮設電気 |
仮設水道 |
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仮設足場 |
残材BOX |
作業用に必要な電気や水道、現場作業員の用足し用のトイレ、外部周りの作業用足場などあらかじめ設置しておかなければなりません。作業中に出るゴミ処理も環境保護の観点からとても重要になってきます。 |
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◇ 木工事(建方) |
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6.木工事(建方) | ||
木材搬入 |
土台敷き込み |
1階建て方 |
2階建て方 |
小屋建て方 |
骨組み完了 |
屋根下地合板打ち |
建て方完了 |
2階梁 |
補強金物取付状況 |
補強金物取付状況 |
建て方で特に重要なのは補強金物の取り付けです。建物の十分な耐震性を発揮するためにも、必要なヶ所に確実、丁寧に取り付けなければなりません。 参照 → 耐震設計について 参照 → 構造材について 参照 → 補強金物について |
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◇ 屋根工事 |
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7.屋根工事 | ||
屋根完了 |
トップライト |
棟換気金物 |
参照 → 屋根について | ||
◇ サッシ工事・外装工事・樋工事 |
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8.サッシ工事 | ||
サッシ取付完了 |
サッシ取付完了 |
図面に基づき取り付けられます。取付位置、高さ、半外付け、外付けなどのチェックが必要です。予算が許せば結露が起こりにくく、遮音に優れたペアガラスがお勧めです。 |
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9.外装工事 | ||
外壁防水シート張り完了 |
防鼠材 |
通気金物 |
土台水切、通気金物 |
サイディング工事完了 |
外壁に空間を設けて通気させる方法が一般的になってきました。外壁材の厚みにもよりますが、通気用に縦胴縁を使用する場合の厚み、通気金物を使用する場合の取付方法など十分な検討が必要です。 |
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10.樋工事 | ||
軒樋及び竪樋取り付け完了 |
軒樋及び竪樋取り付け完了 |
軒樋の勾配注意。縦樋は意外と目立ちますし、柱または半柱・間柱あたりに取り付けますので取付位置には十分な注意が必要。また、縦樋間の距離が長過ぎないようにしなければなりません。平面図や立面図に取付位置を明示した方が良い。 |
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◇ 木工事(床・壁・天井・断熱) |
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11.木工事 | ||
壁の断熱材 |
床下地の抗酸化工事 |
床フロア貼 |
クロス下地及びWCL枕棚 |
化粧梁及び勾配天井 |
階段及び手すり |
4☆の断熱材 |
4☆の床材 |
大工の腕によって納まり具合が違ってきます。特に材と材の継手の良否により出来栄えに大きく影響してきますので注意しなければなりません。断熱材等は取り付け方によって機能が十分に発揮されない場合がありますので要注意です。 |
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◇ 左官・タイル工事 |
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12.左官・タイル工事 | ||
玄関廻りのタイル貼完了 |
犬走り左官工事完了 |
タイル割がいい加減ですと美しく仕上がりません。設計の段階できちっと図示しておくべきです。犬走りなどのコンクリートを現場練する場合は、砂とセメントの調合には注意が必要です。配筋など亀裂が起きないような工夫も必要です。 |
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◇ 内装工事 |
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13.内装工事 | ||
クロス下地パテ処理 |
クロス貼完了 |
下地材の石膏ボードの釘頭の打ちこみ処理やパテ処理がいい加減にならないように注意が必要です。また、内装工事に塗り壁などの左官工事をする場合は、塗面が不陸にならないように左官職人の腕が試されます。見栄えに大きく影響します。 |
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◇ 住設工事 |
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14.住設工事 | ||
システムキッチン |
システムキッチン |
ユニットバス |
ウォシュレット付洋便器 |
洗面台 |
住設品は機能面を重視して、快適に使えるようなものを、またコーディネートにも配慮することで、部屋の雰囲気が良くなりますので、その辺も考慮して選択する必要があります。5年10年先を考えた設備が要求されます。 |
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◇ 設備工事(電気・給排水) |
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15.電気設備工事 | ||
配線工事 |
照明器具 |
エアコン室外機 |
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16.給排水設備工事 | ||
床及び壁配管 |
床立ち上がり配管 |
浄化槽設置用ベース鉄筋入り生コン |
浄化槽設置完了 |
ユニットバス配管完了 |
水回りの工事は特に慎重な施工を要求されます。複雑な配管は故障の原因になりますので要注意です。また2階の配管は納まり具合や水による共鳴音がしないような処置、凍結防止など、きっちりした施工が求められます。 |
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◇ 外構工事 |
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17.外構工事 | ||
植栽工事及び土間コン下地 |
外構工事完了 |
外構工事や造園工事は、建物全体の見栄えに大きく影響しますので、きちっと考えておく必要があります。花や植栽は季節を彩り癒しを与えますので、こだわりを持って工夫する必要があるかと思います。 |
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