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ステップ【2】事前調査(情報収集)(情報の選定は慎重に)
[2-2]宣伝媒体のどこを見る
氾濫する家や土地の広告は貴重な調査手段の一つです。
ここでは、良い家づくりをするためには、広告のどこを見て、何を学べばいいのかなどについて記載してみます。
家や土地の広告のどこを見たらよいのでしょうか。
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折込チラシ、DM、メディア広告
新聞や雑誌に折り込まれているチラシやダイレクトメール(DM)の、どこを見たらいいかは、実際にあなた自身がチラシやDMを発行することを思えば、よく理解できると思います。
また、新聞や雑誌、週刊誌、タウン情報誌などのメディア広告は、どこを見たらよいのでしょうか。
どこを見たらいいかは、チラシやDM、メディア広告が、信頼できる情報なのかどうかが、まず重要になってきます。
特にど派手な宣伝をはじめ、宣伝の裏に隠された真実を見抜くことが大事です。
物件を見る前に、情報提供元の会社がいったいどういう会社なのか。
その経歴や実績や業法の許可番号が記載されているかどうか、さらには代表者の顔や知名度なども調べなければなりません。
知名度が高いから信頼できるとは限りませんよ。
明日には倒産するかもしれません。
売上が不振だから、チラシやDMで、客寄せしなければならない台所事情があるのかもしれません。
それから、虫眼鏡で見なければ見えないような小さく書かれた記事を重点に見てください。そこに書かれた記事から本物が見え隠れしている場合があります。
物件そのものは極端な話どうでもいいことです。
ほんとに信頼できる会社なのかどうかさえ分かれば、物件の良し悪しは自ずと正しい答えが見えてきます。
あえて気にしなければならないことは、キャンペーンなどの内容です。
自分が求めるキャンペーンであれば、上の注意事項を気に留めながら、積極的にアプローチするのは良いことです。
チラシやDMでは、あくまで自分が調べたいことや知りたい事柄を中心に見てください。結論は後回しです。
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ホームページやブログによる広告
インターネットの急速な普及の背景には、広告宣伝媒体としての魅力があると思います。
折込チラシ、DM、メディア広告などよりも、はるかに低コストで宣伝出来ることが、その理由の一つだと思います。
今や、HPやブログは殆どの会社が所有しています。これらの媒体による企業情報を発信していない会社は少ない、といっても過言ではないでしょう。
そのおかげで、企業情報が簡単に入手できるメリットが生まれてきました。
企業サイトのどこを見たらよいかは、ステップ2-1にも簡単に記載してあります。念のため以下に同文を再記述しておきます。
設計事務所や工務店などのHPやブログを見る場合の留意点は、まず会社の場合は、会社概要、場合によっては特定商取引法による表示を見て、そこに何が記載されているかを見てください。
個人の場合は、プロフィールなどがこれに該当します。
何らかの形で、会社の内容を記載した会社概要や特定商取引法による表示、プロフィール等が無い場合は、そのページは見るに値しないページと思って間違いありません。すぐ閉じたほうが無難です。
企業心理として、見られたくないもの知られたくないものは記載したくないものです。
会社名、所在地、代表者名、役員名、営業品目、従業者数、資本金、売上高、連絡先、所在地の地図などの基本的な項目は最低限チェックが必要です。
また、どのような物件を中心に営業しているのか、営業エリア、企業ポリシー、理念なども大事なチェックポイントです。
ところが、かといって記事はどうにでもかけます。
実際には手がけていない物件を、手がけたように見せたり、実際よりも安い単価表示で客寄せしたり、実態とかけ離れた美辞麗句を巧みな宣伝手法で表示したりする場合もあるかもしれません。
そういった記事に惑わされないように、記載されている内容について、冷静な判断が求められます。
インターネット上手は、家づくり上手かもしれません。
家づくりに成功するためにも、インターネットを上手に使いこなすことが出来るようになってください。
その他、
インターネットの活用全般についてはこちらをご覧下さい。
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