ステップを踏みながら少しずつ学び、確実に自分のものにしましょう!
PR

[2-1]インターネットで調べる


家づくりを真剣に考えていますか?
あなたの家づくりを応援します

ステップ【2】事前調査(情報収集)(情報の選定は慎重に)



[2-1]インターネットで調べる(検索、HP、ブログ、その他)

物事を調査するのに、インターネットほど便利なものはありません。
何を調べるのか、何を知りたいのかさえはっきりしていれば、それらの回答を得ることは、そんなに難しくはありません。
無数にあるサイトから、自分の求める答えが記載されているサイトを探し出す事は、インターネットに慣れている人なら簡単かもしれませんが、そうじゃない人にとっては、もしかしたら、とっつきにくい事かもしれませんね。

ここでは、インターネットを利用して、家づくりに役立つ情報で、自分が調べたいことが記載されているサイトを、効率よく探し出す方法について記載してみます。
ごく一般的なやり方を記述しますので、慣れてきたら自分で応用して活用してください。
また、これらのことを既にご存知の方は、ここは読み飛ばしてもいいかと思います。

インターネットを利用して何かを調査する方法として次のようなことが考えられます。

  1. サーチエンジン(検索サイト)の活用

    サーチエンジンとは、自分が調べたい事や知りたい事柄に関連する語句を、入力欄に入力することによって、その語句に関連する記事の記載されているサイトを抽出してくれるという、いわゆる検索サイトのことをいいます。
    例えば、家づくりでいいますと、「設計事務所」とか「工務店」とかの語句(キーワードといいます)を入力しますと、設計事務所や工務店のサイトがズラッと一覧表示されます。表示された中から見てみたいサイトをクリックすることで、そのサイトのホームページが閲覧できるという仕組みです。
    サーチエンジンは、大手のYahoo(ヤフー)とGoogle(グーグル)の二社で、ほぼ90%を占有していると言われています。ですから、この二社のサーチエンジンを利用することで十分だと思います。

    それではここで、少し体験してみましょう。
    先ほどの「設計事務所」を検索してみましょう。
    ここで、少し注意が必要です。
    通常の語句、例えば「建築」とか「住宅」とか、ここのテーマからははずれますが「ブランド時計」などは、そのまま入力しても問題はありません。
    ところが家づくりは、全国展開している大手企業の場合をのぞき、地域密着型産業です。
    極端な話で申し訳ないのですが、まさか北海道の人が、鹿児島の設計事務所に仕事を依頼するなんてことは、まず考えられません。(全く無いとは言い切れませんが)ですから、入力するときは、「設計事務所 札幌市」とか「建築設計 鹿児島市」のように、地域名のキーワードも一緒に入力する必要があります。
    そうでないと、単に「設計事務所」だけ入力しますと、全国のおびただしい数の設計事務所のサイトが表示されてしまいます。

    下記をクリックしてみてください。
    そして、検索窓に「設計事務所」のみを入力して検索してみてください。
    次に、下記のように、検索窓に「設計事務所 (自分の地域名)」を入力して検索してみてください。

    ヤフーの検索サイトはこちらです
    グーグルの検索サイトはこちらです

    以上のような要領で、自分の調べたいキーワードから、関連するサイトのホームページを簡単に閲覧することができます。

    余談ですが、先ほどの「ブランド時計」だけを入力するよりも、「時計 ブルガリ」などと入力しますと、より絞り込んだ情報を入手することができます。いろいろ試してみてください。

  2. ホームページ(HP)

    今ご覧になっているこのページは、分かり易く説明しますと、HTML言語という記述方法で書かれたソースを、インターネットを通して閲覧出来るようにしたものです。
    ま、インターネットで閲覧出来るように、ある約束事に基づいて書かれた文章とか画像とかと思っていただければいいかなと思います。
    検索サイトで抽出されるサイトの殆どが、このスタイルで書かれたページです。
    そもそもインターネットは、「役に立つ優れた情報」をみんなで共有することで、社会的な発展を、より効率的に促進しようという側面を持っています。
    しかし、そのような側面があるとはいえ、一方ではHPの作り手によって、必然的に、役に立つサイトとか、全く役に立たないサイトとか、見やすいページとか、そうじゃないページとか、綺麗なページだとか、そうじゃないページなどのほか、個人サイト、法人サイト、官公庁サイト等々、いろいろな特徴、色合いを持ったページが無数に存在します。
    従って、必ずしも「役に立つ優れた情報」ばかりではなく、粗悪な内容のものや公序良俗に反するもの、子供たちに悪影響を与えるものなど、社会的に問題視されるようなページも、これまた無数に存在しています。
    そういった意味では、インターネットのあり方が問われている昨今でもある、と言っても良いでしょう。

    「役に立つ優れた情報」を「すばやく」「的確」に閲覧出来るようになって、人々がはじめてインターネットの「素晴らしさ」「優秀さ」を実感できるのだと思います。
    その結果として、グローバル社会の共有の財産としてのインターネットが、そういった良質な情報ソースを媒体として、ますます発展し、より良き未来社会構築のための、ひとつの手段として確立していくものと思われます。
    見方を変えますと、インターネットのあり方、方向性、価値観等が、真に問われる時代でもあるような気がしています。
    そして、良質なモラルという土壌の中で育まれたソースのみが世間に受け入れられ、いい意味での競い合いが助長されることを望みたいと思います。

    物を調べたり、疑問点を解決したり、知りたい情報を求める段階で、どのHP(サイト)が一番良いのかは、あなた自身が判断することです。
    ここで留意しなければならない点は、検索サイトのトップページに出てくるサイトが、必ずしも優良なページではないということも知った上で、じっくり調査することが大事なことだと思います。
    検索サイトのトップページに出てくるサイトが、なぜ、必ずしも優良なページではないのかということですが、優良かどうかということは、個人によって判断基準が違うからです。
    それと、重要なことは、検索サイトの判断は、人的鑑定(評価)に基づく優良さではなく、プログラム上のSEO的優位性を重要視して、機械的にランキングされている点にあります。
    このことはすごく重要なことで、これが為に、ほんとに社会に役立っているサイトが、日の目を見ることなく埋没しているのも事実です。ほんとにもったいないことだと思います。

    (注)SEOのことについてここでは記述しません。検索してみてください。

  3. ブログ(BLOG)

    HPと同じHTML言語で記述されたサイトの中に、ブログ(Blog)と呼ばれるサイトがあります。
    ブログとはウェブログ(WEB LOG)を略したもので、インターネット上の記述(表示)方法のひとつ、と説明したほうが分かり易いかもしれません。
    個人の日記をインターネット上で発信したり閲覧したりすることで、一種のコミニュティーを形成していこうというそもそもの発想が、HP作成と違い誰でも簡単に、しかも無料で参加出来る(サイトを持てる)ということが受けて、個人・法人を問わず爆発的に発展してきました。今や一億総ブログ時代と言っても良いような広がりを見せています。
    ご覧になっているこのページもブログで書かれています。

    ブログランキングなどもあり、例えば有名なところで、
    住宅情報(人気ブログランキング)
    住宅情報(にほんブログ村)
    などがあります

    ランキングを競い合うことで、より優良なサイトを作って、人気を得られるようにしていこうという、いい意味での作り手に対する働きがある半面、内容よりも、ランキングが上位にくることのみを狙った、作為的なサイトも見受けられますので注意が必要です。
    いずれにしても、優良サイトを通して、いろいろな調べものをしようという場合、それに叶うサイトを、腰をすえて、じっくりと粘り強く探すことが先決です。

    ブログについて、この程度にしておきます。
    もっと詳しく知りたい方は検索してみてください。

  4. その他

    あるテーマについて調査をしたい場合、関連する書籍やCDなどを購入したり、ダウンロードしたりして調査する場合もあります。

  5. HPやブログを閲覧する場合の留意点

    設計事務所や工務店などのHPやブログを見る場合の留意点は、まず会社の場合は、会社概要、場合によっては特定商取引法による表示を見て、そこに何が記載されているかを見てください。
    個人の場合は、プロフィールなどがこれに該当します。
    何らかの形で、会社の内容を記載した会社概要や特定商取引法による表示、プロフィール等が無い場合は、そのページは見るに値しないページと思って間違いありません。すぐ閉じたほうが無難です。
    企業心理として、見られたくないもの知られたくないものは記載したくないものです。
    会社名、所在地、代表者名、役員名、営業品目、従業者数、資本金、売上高、連絡先、所在地の地図などの基本的な項目は最低限チェックが必要です。
    また、どのような物件を中心に営業しているのか、営業エリア、企業ポリシー、理念なども大事なチェックポイントです。

    ところが、かといって記事はどうにでもかけます。
    実際には手がけていない物件を、手がけたように見せたり、実際よりも安い単価表示で客寄せしたり、実態とかけ離れた美辞麗句を巧みな宣伝手法で表示したりする場合もあるかもしれません。
    そういった記事に惑わされないように、記載されている内容について、冷静な判断が求められます。
    インターネット上手は、家づくり上手かもしれません。
    家づくりに成功するためにも、インターネットを上手に使いこなすことが出来るようになってください。


ページトップに戻る


タイトルとURLをコピーしました