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ステップ【5】設計の中身(こだわりに遠慮は無用)
[5-11]窓と壁について(取り合い部分の留意事項)
窓(サッシ)の種類や寸法はたくさんあります。
ここでは、窓と壁との取り合い部分について述べてみます。
窓と壁の取り合いは、
インテリア効果にも絡んできますし、結露の問題も解決しておきたいものです。契約前に確認はしておいた方がいいと思います。
上の写真の、左側と右側の違いが分かりますか?
左側の窓の窓枠は、
下の膳板のみで上枠と縦枠がありません。壁のクロスを巻き込んで仕上げています。
この方法は、
一つにはコスト削減もあって、最近良く採用されるようになりました。
見た目にはスッキリします。
ところが、一つだけ欠点があります。
窓ガラスを普通の板ガラスを使用している場合、冬場の結露が発生します。
場所によっては、
水滴が滝のように流れ落ちてきます。経験された方も多いと思います。
この水滴が、
厄介なことにクロスを濡らしてしまいクロスが剥がれてしまうことがあります。
当然カビの発生も危惧されます。
出来れば結露のおきにくいペアガラスにすることをお勧めします。
右側の写真は4方とも窓枠を取付けています。一般的に採用されているやり方です。
どちらの方法にするかは、
コスト的な要素も絡んできますので一概には言えませんが、お勧めは右側の写真のようにすることです。